子育て中のママは何かと孤独に感じることが多くなります。
まだ子どもが小さい頃には、家の中で言葉も話せない乳児と二人きりで過ごす時間も多く、旦那さんが朝早くて帰りも遅い場合は、一日中、誰ともろくに会話していない、というママも多いでしょう。
独身時代の友だちともなかなか会えず、長電話する相手も限られます。そんな状態が続くことで、社会からも取り残されたような、とても大きな孤独感を味わうママが多いのです。
このような子育て中に感じる孤独感は、どうやって解消することができるのでしょうか。
子どもがまだ0~2歳の頃には、幼稚園でのお友達もいませんから、ママ友もどうしてもできにくいでしょう。
しかし、孤独なママにとっては、同じ月齢の子どもを持つママ友は、とても大きな存在となります。
同じような悩みを共有することができますし、子ども同士でも遊んでくれるので、育児のストレスもずいぶんと軽くなるのです。
子どもが0~2歳なら、午前中に近所の公園や子育て支援センターに出かけていけば、同じ年齢の子を持つママに出会うことがあります。あまり気おわず、散歩がてら通ってみましょう。
もし他の親子がいたら、挨拶してみましょう。いい感じに子どもの遊びが発展したら「一緒にあそぼうか?」と遊びの仲間に入れてもらいましょう。
そうして何度もでかけたり、交流しているうちに、何度か出会う顔見知りのママができます。
子どもにからめた話題で、自分から声がけして、積極的に話すようにすれば、相手もいろいろな話しをしてくれることでしょう。
なにも難しい話をする必要はなく、「お子さんはお幾つですか?」「普段は子どもとどんなことして過ごしてますか?」「もう乳児検診は行きましたか?」などと思い付いたことなら何でもかまいません。
ちょっとした情報交換ができるかもしれませんし、意外な共通点が見つかって話が盛り上がるかもしれません。
知らない人と急に仲良くするのが苦手だという人もいるでしょう。
そんな人は「こんにちは」とあいさつさえきちんとすれば、後は個人的な情報は言わなくても大丈夫です。相手から名前を聞かれない限り、自分から名乗る必要もありません。それでも案外と子ども同士が遊び始めたり、子育ての話題が発展したりするものです。
このような何気ない会話から友達にもなれますし、誰かと会話をしたことで気分転換になり、一日明るい気持ちで過ごせるようになりますよ。
Photo by .jocelyn.