現代では、子どもがいれば、教育費や娯楽費など、何かとお金がかかります。
一昔前であれば、お母さんはいつも家にいる専業主婦が大半でしたが、現代ではお父さんもお母さんも働く、共働きが当たり前の時代に変化しています。
特に地方でその傾向が顕著であると言われています。
では、今の日本ではどのくらいの夫婦が共働きをしているのでしょうか。
日本の現在の夫婦の数は、およそ3290万組あまりで、その中で共働きをしている世帯はおよそ1429組です。
専業主婦の世帯も、これとほぼ同じになっています。
また、共働きの世帯数は毎年のように増加しており、親の世代とは全く違う生活や、価値観を持つ世帯が増えているようです。
この傾向は都市部よりも地方の方が強く見られるのですが、これは待機児童の問題があるようです。
長引く不景気の影響で、日本では都市部でも地方でも同じように女性の働く人数が増えているものの、都市部では子どもの預け先の問題で、働きたくても働けない状態になっているようです。
また、都市部では、地方よりも親戚や近所などのサポートが少なかったり、通勤時間に時間がかなりかかることもネックとなっているようです。
そして、子どもの年齢と、女性が働き始める時期ですが、3歳くらいからそろそろ働こうかなと思い始める母親が多いようで、子どもの年齢が上がるほどに、働く母親の数も増えています。
一番下の子どもが高校生にもなれば、8割もの家庭が共働きとなっているようです。
Photo by Juhan Sonin