よく話題になる「ママ名刺」の存在。
ママになると必要なものなんでしょうか?
まず、ママ名刺とはどんなものかというと、雑誌「VERY」が、ママ友を作るツールとして広めたのが最初のようです。
このママ名刺が時に批判されてしまう理由に、夫の職業や年収を載せてる人がいるとか、紙の質で優劣がつくとか、トラブルの元になるとか、そういうことがあげられるようです。
でもそういう事例はごく一部で、ほとんどの人は、便利なツールとして使っているようです。
それ以外にも、主婦以外の人からは「主婦に名刺なんかいらない」「わざわざ自分から個人情報を漏洩」など厳しい意見もあるようです。
でもね、主婦の立場からすると、実際、ママ名刺あったら便利なのに、と思う場面もあるんですよ。
実際、ママ名刺なんて言葉ができる前から、こういうカードを配ってる人はいましたし。
以前、乳児を連れて、支援センターで知り合った先輩ママに、勇気を出して連絡先を聞いた時。
紙をくしゃくしゃにしようと手を伸ばす我が子をよけながら、適当な裏紙にメモ。携帯に入力しようにも邪魔されて…。LINEのふるふるもうまくいかず。
赤ちゃん連れだと連絡先の交換だけで一苦労なのです。
こんな時、QRコードのついた名刺があればなあ、と痛感したものです。
お名前や誕生日を忘れちゃった時も思います。そう何度も聞けないですし。
実のところ、子育てママ同士の横のつながりは、けっこう重要だったりします。
夫や親には伝わりにくい、子育ての微妙な悩みを共有したり、地域のお得情報やおすすめのお医者さんなど、ママさん仲間から情報が入ってきたりします。
連絡先の交換をしてなくて、ママさん仲間に聞きたいことがあっても連絡できなかった、というパターンもよくありますよね。
といっても、こんな御時世なので、やはり、個人情報には十分に気をつける必要があります。
最初は仲良くなれそうと思ったママさんでも、長い間うまくやっていける保証はありませんし。
先日ママ友いじめで自殺者が出たように、女同士の人間関係がこじれた時のことを考えて、最初から一定の距離をとった付き合い方を続けることも大切なようです。
一度近づきすぎてしまうと、後から距離をとるのは大変なんですよね。
だから、もし名刺をつくる場合も、最低限の情報にとどめたほうがいいでしょう。
もちろん、ブログアドレスを配れば、アクセスアップになりますし、顔写真が載っていればすぐに覚えてもらえます。
でも、常にママ友に見られていると思ったら、ブログに書きたいことも書けなくなるかもしれません。配布する個人情報が増えるほど、子どもが犯罪に巻き込まれるなどのリスクが増えるのを知っておきましょう。
後悔のない名刺は…情報を載せすぎないこと
・自分と子どもの名前。
・メアド、携帯番号など、すぐに変更可能な情報だけにする。
・自分のプライベートや個人情報がばれないものにしぼる。
あくまで、一つの意見ではありますが、万一落とされたり、ばらまかれても被害がないよう考えた方がいいですね。
名刺もすぐに配るんじゃなくて、だいぶ親しくなった人だけにあげるとか、相手を選んだ方がよさそうです。
これはママ友をつくる時のルールにも通じていますね。
名刺以外にも他の情報交換のやり方もあるかもしれません。
いいアイデアがあったらぜひ教えてくださいね。
<参照サイト>
デザイン名刺.net
マイクロソフト オフィス 活用総合サイト