日頃忙しくて子どもと過ごす時間の少ないパパは、子どもからも距離を取られてしまってさみしくなりがち。「パパきらい、ママがいい」と言う子も少なくないでしょう。
逆に、たまに出てくるレアキャラのパパに大喜び、という子もいるかもしれませんね。
それでも、やむを得ず(?)パパと子どもだけになれば、交流が生まれます。
なかでも、異性の親とは、ケンカになりにくい傾向もあるようなので、女の子のいる家庭では、ぜひ、パパ×娘のおでかけを楽しんでもらいたいですね。
ポイントは、パパと子どもだけで出かけてもらうことです。ママが美容院や病院などで外出している時はもちろん、ママが家でお留守番しているのもいいでしょう。
普段ママと行っている場所でも、パパが連れていくと新鮮です。近所の公園、習い事、スーパーでの買い物など。たあいのないお出かけで構わないのです。
パパが子どもに甘くて、普段禁止しているお菓子やジュースを買い与えてしまうかもしれませんが、少し大目に見てあげましょう。
今日はパパだから特別、というのは楽しいものです。
2〜3歳にもなれば、いつもよりおしゃれしてお出かけすれば、なんだかデートみたいで、親子でお互い楽しめるでしょう。
話せるようになれば、どこに行きたい?と本人に直接聞いてみるといいかもしれませんね。子どもの希望を聞いてからいくつか候補を出して、パパと一緒に決めるのも家族と親子のいいコミュニケーションになります。
例えば、王道のテーマパークを楽しんだり、オシャレが好きな女の子ならパパと一緒にショッピングもいいかもしれませんね。
ただし、キャラクターがたくさんでているショーなど見に行った場合は、とても喜ぶ一方で、パパがキャラクターに詳しくないと、物足りない、と不満に感じてしまうこともあるようで注意が必要です。そんな時は、パパは事前に予習していけるといいですね。
多くの女性同様、女の子は、おざなりな返事や、気持ちのこもっていない会話を嫌うので、パパには「スマホをいじりながら子どもの相手をすると嫌われるよ」と、教えておきましょう。
もちろん女の子に限らず、男の子でも、パパとの特別なお出かけは盛り上がることでしょう。普段忙しいパパも、子どもとの距離を縮めるいい機会になります。
ただし、普段子どもの世話に慣れていないパパの場合は、15分くらいの短いお出かけから慣らしていけると負担にならないかもしれませんね。
ママがいなくてもパパと子どもで楽しめるようになると、ママは息抜きができるし、パパと子どもは濃密なコミュニケーションができるようになって、家族にとっていいことがたくさんあるようです。
Photo by Jeff Wilson