自転車は子どもと一緒に移動できる便利な乗り物ですが、無防備な状態ですから、一歩間違えると重大な事故に繋がります。
毎日使っていると、つい油断してしまうこともあるので、子どもを自転車に乗せる注意ポイントをしっかり押さえておきましょう。
まず、子どもを乗せる時は一番最後に、降ろす時には子どもを最初にというのを徹底しましょう。
急いでいたりすると、つい子どもを最初に乗せたり、荷物から降ろしてしまったりしますが、これは転倒の危険があります。
どんなに急いでいても、子どもを乗せるのは荷物の後、子どもを降ろすのは荷物より先というのを忘れないでくださいね。
また、自転車が不安定な状態じゃないか、しっかり固定されているかもきちんと確認してから乗り降りさせましょう。
次に、最近は自転車の危険運転が問題視されていますが、自転車に子どもを乗せているママでも、危険な運転をしている人がいます。
通い慣れた道や車通りが少ないところだと、うっかり一時停止を忘れたり、車が来ないと思い込んで横断してしまったりすることもあるでしょう。
ですが、どんなに慣れ親しんでよく知っている道でも、常に同じ状態ではありませんから、事故のことを念頭において安全に運転しましょう。
子供乗せ自転車は重く、小回りが利かないので、普段は簡単に曲がれるカーブや小さな段差も、しっかりスピードを落として、場合によってはママが片足を地面につけてから曲がるようにすると安心です。
そしてもう一つ、子どもも大きくなってくると、ヘルメットやサポーターを嫌がったりすることがあります。
ですが、自転車は転んだり車に当てられたりすると大怪我をする可能性がある乗り物ですから、どんなに嫌がってもきちんと着用させましょう。
子どもの命は自転車を運転するママが握っているので、安全に乗るためにも注意ポイントを今一度見直してみてください。
Photo by ThreeIfByBike
