子どもに習い事をさせる場合、一昔前は小学生になってからというのが一般的でした。
今では0歳からできる習い事などもあり、子どもに習い事をさせるのは早いほど良いという考え方が多くなっているようです。
しかし0歳といえばまだ赤ちゃんですから、習い事をさせるといってもできる事が限られてしまいます。
この場合は塾に通わせるというよりも、家で行います。
まだ言葉は話せませんが聞く事はできるので、英語の歌のCDを聴かせたり、童話のDVDを見せたりして耳から英語を覚えさせます。
子どもに習い事をさせる親の多くが、3歳から始めているようです。
0歳から2歳ではまだ体もしっかりしていませんし、衛生面などを懸念して小さすぎる子どもを受け入れる塾が少ないのも理由です。
3歳になれば通える塾も増えるので、この年齢が一番多いのでしょう。
3歳というのは、込み入った説明を理解できるようになり、様々な動作に興味が持てるようになり、手先や身体能力がある程度完成する時期だからです。
3歳では、バレエやピアノ、スイミングなど通える教室や種類も増えていきます。
でもそれより前に始めたからといって無駄ではありません。
もし0歳から自宅で英会話をしていると、3歳ころにはかなり上達しています。
0歳からベビースイミングに通っていれば、2~3歳で泳げるようになります。
赤ちゃんのうちから土台をつくっておくことはもちろん有効です。
4歳から6歳になれば小学校に行く前の準備も兼ねて、学校で習う勉強の予習ができます。
ただし親が決める事なので、子どもが嫌がり塾に行きたがらないという別の問題も出てきます。
嫌がる子どもに無理やり塾に通わせると、ストレスから体調不良を起こす可能性もありますので、子どもとよく話し合い納得させてから塾に通わせるか、子どもがやりたいと興味を示す習い事に変えるなど工夫も必要です。
体験教室などもありますから、試してから決めるのもおすすめです。
Photo by Kelly Sue DeConnick