子どもの能力の成長というのは凄いスピードですが、天才と凡才の差が大きくなるにつれて徐々に見えてくるものです。
小さいうちはよく早生まれだから仕方ないなどと言われますが、小学校に上がる前には早生まれも遅生まれも同じような理解力を持っているものです。
天才を育てるために親ができることはあるのか気になる人もいるでしょう。
実は天才を育てるためには親の根気、我慢強さも必要です。
なぜかというと、子どもが出した答えをどんな答えであれ否定してはいけないからです。
子どもが頑張って考えて導き出した答えを、一瞬にして否定してしまうのは子どもの自尊心を傷つけることになりますし、子どもはもう考えたくない、また間違っているに決まっていると思い込んで考えることを辞めてしまうのです。
ですからどのような答えを出しても否定せずにまず考えたことを褒めてあげることが大切なのです。
ですが答えが間違ったまま成長してしまうのも天才を育てることにはつながりません。
では具体的にどうすれば良いのかというと、間違った答えを出したとき、どうすれば正答にたどり着くことができるのかその道筋を見せてあげることです。
答えを出すためにどうすれば良いのか分かれば、子どもは自然と考える力を高めて次第に正答を出すようになります。
これができるようになるまでには個人差がありますからすぐできる子もいれば長い時間欠けなければならない子もいますので、親は根気よく教えることが大切になるのです。
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