英才教育に良く使われるのがフラッシュカードですが、これは子どもの前でカードを裏から表にすばやくめくり、たくさんのカードを見せることで右脳を育てるというものです。
日本の幼児教室でも多く取り入れられているフラッシュカードですが、具体的にどのようなもので、また問題点は何か見てみましょう。
フラッシュカードは1日数回、たった数分間見せることで子どもの右脳の発達を促がすというものです。
右脳は感覚器官を司り、短時間でたくさんの知識を入れることで少しずつたくさんのことを覚えていきます。
右脳と左脳が情報交換をしあうときに神経回路が鍛えられているとその行動がスムーズに行くようになるのです。
フラッシュカードを使って右脳を開発することで、基本的な知能因子と変わり、言語や空間、認知、数量に計算、記憶、推理、推論そして近く認識能力を高めてくれるのです。
最近はDVDが発売されているので親が手を貸さなくてもタイミングよくフラッシュカードをめくることができますが、フラッシュカードには問題点があるということも指摘されています。
それは子どもに合わせて行わなければ興味もないのにやらされることで数や文字に対する興味すらなくなってしまうことです。
子どもは自分の興味のあることは集中して覚えますが、興味のないことはまったく集中しません。
するともう知っていることだからと本物を覚えようとしないのです。
また1日にフラッシュカードを何百枚、何千枚と使っていると子どもの脳の発達が正常に鳴らなくなると指摘する医師もいます。
こうした注意点を踏まえた上で、フラッシュカードを活用していくようにしましょう。
Photo by Bruce Turner