子どもの運動神経の発達というのは驚くほど早く、凄い物ですが、親が自分の子どもの運動神経が他の子どもよりも良いと思うのはどのようなときなのでしょうか。
最もわかりやすいのは運動会などで他の子どもと走ったとき、1人だけ早くゴールしたときでしょう。
いつも外で遊んでいる様子を見ていると自分の子どもの足が速いかどうかということは中々分からないものですが、他の子どもと比べることで分かることはあります。
手と足が上手に連動しすばやい動きになり、そのために必要な筋力があることで足は速くなります。
ですから足の速い子は運動神経が良いと言えますし、親も驚くことなのです。
それから鉄棒やブランコなど公園でみんなが遊ぶような遊具でも運動神経が分かります。
ブランコは大きくこぐのにコツがいるため、足を大きく屈伸させることで大きく揺らすことができることを知らない子どもはブランコにただ乗っているだけ、親に背中を押してもらって大きく漕ぐだけです。
ですから親が漕ぐ手を止めればブランコは失速し、やがて止まろうとします。
また鉄棒では逆上がりができる子は早ければ幼稚園の頃に習得してしまいます。
ただぶら下がることなら2歳くらいでできるようになりますが、そこからどう発展させるかによって運動神経が変わるのです。
子どもの発達は年齢によって違いますし、0歳だと早く寝返りを打った、ハイハイした、立った、歩いたということで運動神経を見る親もいます。
ですが幼稚園に入る頃にはほとんどの子が同じことをできるようになっていますので、そこからどう伸びていくかが運動神経の良い子へと変えていくポイントになるのです。
Photo by Leonid Mamchenkov