外に出かけると何が起こるかわからないという危険もありますが、家の中なら安全と思えてしまいます。
しかし大人にとって安全で快適な空間でも、幼い子どもにとっては危険な物もあるという事は知っておきましょう。
0~1歳頃には、よちよち歩きが出来るようになりますし、ハイハイしながら家の中を探索するのも子どもにとっては楽しい遊びです。
こういう場合大人から見ると低い位置なので見落としがちですが、例えばローテーブルの場合テーブルの角がちょうど子どもの目線の高さと同じくらいです。
ハイハイしていたりよろけて転んだりした場合、テーブルの角で怪我をする可能性もありますから、コーナー用のガードは設置しておきましょう。
シリコン製のガードには、動物の形をした物などもあるので子どもも喜びますし、転んだ時も大怪我を防げるので安心です。
子どもは目にする物全てに興味を持ち、それが何なのか触って確かめようとします。
小さいボタンや何かの部品が床に落ちていると、口に入れ誤飲すれば喉に詰まる可能性もあります。誤飲の目安になるサイズは「トイレットペーパーの芯を通過する大きさ」。これより小さいものは、床や手の届く高さには置かないようにしましょう。
目の前にストーブやファンヒーターがあっても、熱いことが分からなければ手を伸ばし火傷してしまう可能性もあります。
大人にとっては特に気にしない事でも、幼い子どもには危険な物となります。
危険な物には近づけないようにガードや柵を付けましょう。
暑い季節によくあるのが熱中症です。
子どもは体温が高いので、大人は涼しくても子どもは暑いと感じている場合もあります。
クーラーを付けていても、子どもがいる場所の湿度と気温は常にチェックしておきましょう。
Photo by Leonid Mamchenkov