夫に子育ての悩みを話しても、愚痴を言っているという認識でしかなく取り合ってもらえない。こんな悩みを持つママも少なくありません。
ですがパパに育児に参加してもらうことで、ママの悩みが愚痴ではなくなることもあります。
どういうことかというと、普段忙しく働いているパパにとって、ママの育児の悩みはリアリティがありません。
今子どもと関わる仕事をしているというパパであればある程度悩みも共有できるのですが、そうでないパパにとってはイメージが沸かないのです。また、きょうだいがいれば想像つくことも、一人っ子だったりすると話しても理解できない、など育った境遇も左右するようです。
ですから悩みを分かってもらうためには、休みの日や朝などパパに育児に参加してもらうことが大切です。
休みの日に家族で一緒に出かけると、子どもは伸び伸びと遊んでいるのでパパからすれば子どもらしいと移ることでしょう。
しかし家に帰り、狭い部屋の中でばたばたと走り回る、買い物先や家であれが欲しいこれが欲しいとねだる姿を見ると、別のことをしていて手が回せないママの様子をよく見ることができます。
休みの日はゴロゴロしていて子どもと関わることがほとんどないというパパでも、朝出勤前の忙しい時間を家族で共有することで、ママが抱える育児の悩みの一部が見えてくるでしょう。
するとさらに深いところ、たとえばお友達を叩く、すぐに拗ねる、手をつないで歩いてくれない、おむつが外れないなどといった悩みも理解できるようになってきます。
ほんの少しの時間でいいのでパパが育児に参加することで、夫婦で育児の悩みを共有し、解決に向かうことができるのです。
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