お正月の過ごし方や習慣は、時代とともに変わっていきます。
パパやママの世代も今とは違っていましたし、お爺ちゃんやお婆ちゃん世代はさらに違っていました。
●「お年取り」と呼ばれるお正月
赤ちゃんが小さい間は家でゆっくり過ごすのもいいものです。
今ではお誕生日が来て初めて1歳、年をとるのが一般的ですが、昔はお正月が来ると1歳年を取るという数え年が一般的でした。
お爺ちゃんやお婆ちゃん世代は昔の習慣で、赤ちゃんの年を一つ多く数える事がありますが、昔の習慣なのでムキにならず笑って聞き流してあげてください。
●昔のお正月の習慣
お正月は海外旅行に行ったり、初詣に行ったりするのも楽しいのですが、赤ちゃんが小さいうちは家でのんびり過ごす方が何かと安心です。
子どもが少し大きくなって遊べるようになったら、昔の遊びをしてみましょう。
凧揚げ、羽子板、すごろく、福笑い、コマ回し、かるたや百人一首など昔の遊びは今も楽しめます。
福笑いなど、いつの時代も単純で新しくて、ゲラゲラ大笑いするでしょう。
また、日本に伝わる昔ながらの遊びも、近年、最新のおもちゃとなって小中学生が夢中になっているものも多いのです。
ベイゴマは「ベイブレード」、アメリカなどで人気のけん玉「KENDAMA USA」など、子どもたちが時代を超えて熱中できるなんて、素敵ですね。
最近は家でゲームをするのが普通になっていますが、お正月くらいは少し昔に戻ってみるのもいいかもしれません。
お爺ちゃんやお婆ちゃんが子どもの頃遊んでいた遊びなら、一緒に楽しめますし、教えてあげられる事を喜んでくれるでしょう。
パパやママにとっても良い親孝行になるはずです。
普段はゲームで遊んでいる子どもも、たまにはレトロな遊びを体験させてあげましょう。
昔の遊びに使う道具がない場合は、おもちゃ屋さんをチェックしてみてください。
ない場合はネットで検索すれば見つかります。
Photo by Carnie Lewis