妊娠中にはママのホルモンバランスは不安定になり、体調が良くないことも多くあります。
パパに理解してもらいたいと思っているものの、認識不足からパパの取った行動にママがイライラする場面は多いと言われています。
●体調などに思いやりのない言動
つわりや体調不良が起きる妊娠中のママに対して「気の持ちようだ」と言ってしまったり、妊娠中特有の体の変化を「太ったね」などデリカシーのない言葉で指摘したりするパパがいます。
●家事ができなかったことを「さぼってる」と怒る
体調不良から家事ができないことを怒るパパもいるため、体調面への配慮をして欲しいと希望するママは多いようです。二人の子なのに、ママだけ苦しんで、あげくに家事も妊娠前と同じようにこなせとは、まるで鬼のようなパパです。
●夕飯はいらないと言って飲み歩く
夕飯を作ることができないなどのママの体調不良に配慮して「夕飯はいらない」と気づかってくれるように見えたパパが、連日飲みに行ってしまうことにもママはイライラしてしまいます。
上の子どもがいる場合にはその子どもの夕飯が用意できなかったり、ママの食事がないこともあります。
「ご飯作れないなら俺が作るよ」または「食べれるものを買ってくるよ」が正解です。
●体調が悪いのに体を求められる
つわりが酷く、腰痛なども起きていて断っても、理解してもらえずに体を求められることがあります。体調の悪い時に無理な性交をすると、お腹が張って切迫早産などになることもあるので、気をつけましょう。
妊娠中のママに気を使った性行為が理想的なので、パパにはあまり自分勝手にならないよう、ママの意見を十分に聞きましょう。
●すべてママに丸投げしてしまう
妊娠の経過や出産のことについて相談をしていても「解らないから任せた」とママに丸投げし、無責任に振舞ってしまうパパもいて、ママはイライラしたり傷つくことがあるようです。
中には「本当に俺の子どもだよね」と笑えない冗談を言うデリカシーのないパパもいます。
妊娠中は、体調や精神状態がいつもと違うことが多く、ママ自身も不安でいっぱいです。そしてお腹にいるのは紛れもない夫婦二人の子どもなのです。
産後離婚になる夫婦の多くは、妊娠中から歯車が合わなくなっていると感じているケースが多いようです。
パパもわからないことはママに聞いたり、妊娠中も一緒に乗り切ってくれると、ママは産後の育児も頑張れるのです。
Photo by Adam Tas