子どもが集団に入るときに親が心配することは、いじめられっ子になったらどうしようということです。
いじめられっ子になる子どもの大半は気が弱く優しく、NOと言えないという特徴があります。
ではどのような子どもがNOと言えず、どのような影響が出てくるのでしょうか。
●NOといえない子の特徴
NOと中々言えない子どもは気が弱く優しい性格をしていることが多いです。
嫌なことは嫌と言えるのがもっとも好ましいのですが、気が弱い子は相手の反応を気にするため中々NOと言うことができません。
また優しい子も、NOと言うことで相手がどう反応するか、嫌な顔をされたらかわいそうなどと言う思いから中々NOと言えないのです。
●NOといえない子どもの対処法
NOといえない子どもは言えないことにストレスを感じていますし、ママから嫌なことは嫌とはっきり言うように言われることがさらにストレスとなります。
そうすると出かけたくない、遊びたくない、幼稚園に行きたくないなどといったことが出てくるのです。
見ていると親もイラつくことがあるのですが、最初は見守ってあげることが大切です。
NOと言えなくても上手く付き合っているのなら問題ありませんし、もし苦痛になっているのであれば回避する方法に導いてあげましょう。
さらにその子だけの得意技を身につけ、子どもに自身を持たせると言うのも引っ込み思案なおとなしい子どもを上手にポジティブに導く方法です。
ママ自身があまり不安に思うと子どもはそれを感じ取って自信を無くしてしまうものです。おおらかに構えて、見守り、子どもがすがってきた時だけ受け止めてあげましょう。
また子ども同士の関係は大きくなるにつれ変わってきますし、昨日までケンカしていた子同士が今日は遊んでいるということも良くあることなのです。
Photo by Kona Gallagher