1歳から2歳頃にはイヤイヤ期が始まります。
これは子どもにとって必要な事ですが、まだ言葉が話せないため、子どもは感情の伝え方がわからず、ママは子どもにどう接していいか分からず、お互いストレスがたまります。
感情のコントロール方法を知らない子どもは癇癪を起こす事もありますが、こういう時もベビーサインを知っていると何かと役に立ちます。
子どもにとってもママにとってもメリットは大きいので、是非覚えておきましょう。
1歳から2歳の気持ちを表現するベビーサインを3つ紹介します。
●もっと
もっと、はもっと欲しいもっと遊びたい時に使います。
人差し指で反対の手のひらを軽くたたく(手のひらに何かのせるようす)ようにします。
●ちょうだい
ちょうだい、は両手のひらを上にむけ、そのまま両手を重ねるように手を軽く打ち合わせる(手のひらに何かのせてというようす)ようにします。
●やめて
やめて、は手のひらを相手に向けて手を突き出す(相手を抑制、拒絶することをあらわす)、これは覚えておくとかなり便利なベビーサインです。
ベビーサインを覚えればママも子どもが何を訴えているかが理解できるようになりますし、子どもも自分の意思を伝えママがそれを理解してくれていると分かれば、癇癪を起こす事もありません。
大切なのは子どもとアイコンタクトを取りながら、言葉とサインを合わせる事です。
すぐには理解できなくても、根気よく何度も繰り返すと、そのうち子どもからベビーサインを送るようになります。
上手にできた時は、ママも理解した事をきちんと伝え、大げさなくらいに褒めてあげてください。
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