赤ちゃんはまだ言葉を話せませんから、泣く事で何かを伝えようとします。
1~2歳になると少しずつ言葉も覚えていきますが、まだ上手く自分の気持ちを伝えられません。
こういう時に役立つのが、赤ちゃんの手話、ベビーサインです。
●コレだけあれば困らない!
ベビーサインにもいくつかの種類がありますが、この時期に覚えておくと役立つものをいくつか紹介します。
ベビーサインは言葉で語りかけながら、手の動きを添えるので子どもにも理解しやすい方法です。
『おっぱいやミルク』、『もっと』、『おいしい』、この3つを覚えておくと赤ちゃんもママもハッピーでいられます。
しかし、実生活で赤ちゃんの欲求を理解し、すぐ役に立つのは『食べたい』『おむつ』『痛い』のサインです。では、このサインのやり方をご紹介します。
●『おっぱいやミルク』のサイン
おっぱいやミルクは、アメリカの手話を元にしています。
片手を胸の前でグーパーする。牛の乳をギュッギュと搾るようにしてみましょう。
おっぱいやミルクを飲んでいる時に、アイコンタクトを取りながら片手でサインを出します。
卒乳した後は牛乳のサインとして使用できます。
●『食べたい』のサイン
食べたい、もっと欲しいの時は、口を大きく開き手を口の中に入れてみましょう。
その後にモグモグと噛む真似をするとわかりやすいです。
●『おむつ』のサイン
おむつが汚れて気持ちが悪い時は、おむつと言葉をかけながら、お尻をポンポンと叩きます。
●『痛い』のサイン
痛いのサインは、左右の人差し指をツンツンと合わせてみましょう。
どこかに体をぶつけた時や転んだ時、予防接種の後にやると、子どもも覚えやすいでしょう。
子どももベビーサインで自分の意思が伝えられると分かると、どんどん覚えて行きます。
成長に合わせてベビーサインを増やして行きましょう。
Photo by Eric Danley