チョコレートは普段、子どもに食べさせたくない、と考えているママは多いようです。
●チョコを敬遠する理由
・甘くて、歯につき、虫歯になりやすい
・子どもが大好きな味で、一度知るともっと欲しがる
・チョコレート自体に、依存してしまう成分が含まれる(中毒性)
・少量でも高カロリーなので肥満の問題がある
こう見ていくと、大人でも躊躇してしまうような悪条件ばかりですね。
でもとってもおいしくて、昔は薬としても用いられていたチョコレート。
●実際は1~3歳でほとんどの子がチョコ・デビュー
できることなら、ずっと知らずにいてほしいチョコの味。
しかし、お友達や祖父母にもらったり、上の子と一緒につい、…など、気づけばチョコ・デビューしている子は多いものです。
チョコを食べ始める年齢は、一人目の子(上の子)で、2~3歳、下の子になると離乳食が終わる1歳くらいになることが多いようです。
早い子は0歳のうちにきょうだいのチョコを勝手になめていた、というケースも。
虫歯を心配する家庭だと、4歳~6歳まで食べさせず、小学校になるまでチョコの味を知らなかったという子もいます。
一度食べさせてしまうと、その後はなんとなく、なあなあになってしまうケースが多いようです。
また、おいしさを知ってしまった子が「チョコちょうだい!」としつこくおねだりすることも…。
●食べさせすぎず、歯磨きを徹底
チョコ・デビューしたら、その後は家庭で多少のルールを決めておきましょう。
・最初から少量だけお皿に乗せて食べる量を決める。
・先に歯磨きすることを約束してから食べる。
・我が家はチョコ単体では食べさせず、チョコ味のビスケットやホットケーキならOKとしている
・チョコは「車で遠出する時だけ」「よそからもらった時だけ」「うちでは買わない」というルールにしている
各家庭で、チョコとの付き合い方を模索しているようですね。
Photo by Brandon Doan