小さい子どものおやつには、いったいどんなものがいいのでしょうか。
ママによっても実にさまざまな意見がありますから、子どものおやつには、さつまいもや果物、手作りおやつが中心で、市販のスナック菓子などは全く食べさせないというママもいるでしょうし、特にこだわりなく、子どもが欲しがるものを与えているというママもいるでしょう。
しかし、特に小さい子どもの場合には、おやつと言っても大人が食べるおやつとは少し違うということを頭に入れておく必要があります。
まだ消化器官が小さな子どもは、一度に食べられる食事の量が多くありません。
さっき食事をしたのに、もうお腹が空いた、という子どもが多いのはこのためです。
ママとしてはこんなことにならないように、しっかりと食事をたくさん食べて欲しいと思うものですが、これは子どもの成長具合にもよりますので仕方のないことです。
午前10時くらいと午後3時くらいの時間が子どものおやつ時間ですが、このおやつ時間は、一度に食べることができなかった食事、栄養分を補う時間でもあるのです。
ですから、このおやつの内容が、スナック菓子や甘いお菓子ばかりだと、子どもの成長にとって良くないことが分かりますね。
大人であれば、食事の合間にとるおやつは、あくまでも嗜好品で、楽しみのためだけにあるものです。
しかし子どもの場合には、おやつの時間も食育の時間と捉える必要があります。
おやつにスナック菓子をいつも食べているようでは、子どもの身体をしっかりと作ることができませんから、小さなおにぎりやふかしたお芋など、栄養もありお腹にもしっかりと溜まるものがおススメですよ。
Photo by Mads Bodker