日本ではイギリス人の食文化を褒める情報が少ない気がしますが、ある意味、食事に神経質にならなくていいと安心させてくれる面もあります。
●「ケチャップは立派な野菜よ!」と言い切るイギリスママに見習うべき点も!
国が違えば食文化も大きく異なりますが、イギリスでは、野菜の必要性があまり重視されていないようです。
イギリスでも働くママがたくさんいます。
子どもを持つ母親の3分の2が働いているために、どうしても毎日手の込んだママの料理を食べさせる時間も取れないようです。
●こんなに簡単!子どもたちの食卓
ウィークデーの朝食には、シリアルやトーストなどの簡単な火を使わないメニューが多く、夕食のメニューにもチキンとフライドポテトだけだったり、ソーセージとマッシュポテトだったりと、こんな質素なメニューが定番の家庭も多いのです。
このメニューを見て、子どもを持つ日本のママは、野菜が全くないことに驚かれるはずです。
●ケチャップもお米もコーンフレークも『野菜』
しかし、イギリスのママによると、
「子どもが野菜を食べない?ケチャップやコーンフレークは立派な野菜よ!」
「お米は野菜よね?」
という意見が出てきます。
日本のママの定番の悩みに、「子どもが野菜を食べてくれない」というものがありますね。
少しでも野菜を食べてくれるようにと、野菜を小さく刻んでカレーに入れたり、ミキサーにかけてパンやお菓子作りに利用するというママもいます。
日本のママは子どもたちの健康のために、とにかく野菜をバランスよく食べてくれるようにと頑張っています。
「うちの子、根菜は食べるけど、葉物は食べないの」など真剣に悩む日本のママを尻目に「ケチャップやコーンフレークは立派な野菜よ!」と言い切るイギリスママ。
こんな意見を聞くと、小さな偏食で悩んでいるのがどっちでもよく思えますね。
Photo by Eric Lewis