親としてはなるべく好き嫌いをしないで、何でも食べてもらいたいと思いますよね。
偏食が激しいと大人になってからも大変ですし、成長期の栄養面においても心配です。
・乳幼児は酸味のある食べ物は苦手
本来、自然界で酸味のあるものというのは腐っている場合が多いため、生命を守るために乳幼児期は本能的に酸味のあるものを嫌う傾向があります。
普通に食べる子も中にはいますが、柑橘類や酸味の強いヨーグルト等を食べない子もいます。
こういった偏食は、時間と共に改善する場合が多いので心配せずに見守りましょう。
酸味の強いものは、調理法で酸味を取るような工夫をしてあげるのも良いでしょう。
・色んなものを食べさせる
好きだからなどの理由で同じものばかりを食べさせていると、偏食になる場合もあります。
例えば唐揚げやハンバーグが好きなので、魚はあまり出さないというようなことをすると出さないものはどんどん食べなくなってしまいます。
親の好みも反映してしまうので、洋食ばかりのご家庭だったら和食の回数を増やすというような工夫も効果的です。
個人差はありますが保育園や幼稚園で、家庭ではあまり出てこないようなものも食べたり苦手な食材も調理実習で好きになる子もいます。
自分があまり好きじゃないと思っても、周りの子が美味しそうに食べていると食べてみようかなと思うようです。
ご家庭では食育として一緒に手作りに参加してもらうなどすることで、自分が切った物だから食べてみたいという風に興味を示すようです。
苦手なものがあるようでしたら、無理強いはせずに調理法を変えてみたり、思い切ってしばらく間隔を空けてみるのも良いでしょう。
去年は食べなかったのに今年は美味しそうに食べるようになったというようなこともあるので、あきらめずに色んな食材を使って調理しましょう。
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