市販のベビーフードを利用することに罪悪感を感じるママも多いのではないでしょうか。
ママの手料理が一番と思っていても、夜泣きによる睡眠不足やさまざまなストレスで、ママもたまには手を抜きたいですね。
実は、イギリスで行われた手料理と市販のベビーフードに関する調査により、市販のベビーフードの方が優秀だということが分かりました。
・イギリスで、市販のベビーフードと手料理に関する調査が実施!
イギリスから届けられた「市販のベビーフードは手料理よりも優秀である」という報告は、育児で疲れているママをホッとさせてくれるものではないでしょうか。
イギリスでは市販のベビーフードと手料理に関する調査が行われ、その報告が子供の病気に関する学術雑誌に掲載されています。
この調査では、イギリスで販売されている278種類の市販のベビーフードと、子供のレシピ本75冊からランダムに選んだ408のレシピとが比較されています。
この比較で、次のことが判明しています。
まず、市販のベビーフードには鶏肉や赤身肉ベースのレシピが多く、魚介や野菜ベースのレシピは手料理が多くなっています。
野菜の種類では、市販のベビーフードでは人参ベースのものが、手料理にはオニオンベースのものが多いことが分かり、また、一食あたりの野菜の種類は市販のベビーフードの方が多く、エネルギーは手料理が高いことが分かりました。
一食当たりのコストは、市販のベビーフードの方が手料理よりも半分以下であることも判明しました。
・栄養バランスは市販のベビーフードが優秀という結果が!
この結果から、専門家は、栄養バランスの点では市販のベビーフードの方が優れており、手料理ではカロリーオーバーが問題になると分析します。
ただ、市販のベビーフードを与える時には、同じベビーフードばかりを与えないことを推奨しています。
これはあくまでも、イギリスでの調査結果なので、日本でそのまま当てはめることはできませんが参考になる結果です。
また、日本の厚生労働省でも子供の肥満に注意を促していますから、手料理の場合にはカロリーと栄養バランスに気を付けましょう。
栄養バランスやエネルギー計算をばっちり行い作られているのが市販のベビーフードです。
ママも大いに助かるものですし、栄養面やコストでもプラスの面があるので上手に利用すると良いですね。
Photo by Cody