おっぱいやミルクと飲むだけの食事から徐々に噛む食事へと練習していく離乳食は、食材選びが重要です。
食材の栄養価や消化の良さなどから、離乳食では定番のおすすめの食材があります。
また、離乳食の調理をする際に役に立つテクニックも併せてご紹介しましょう。
・離乳食におすすめな食材
離乳食はまずおかゆからスタートします。
日本人の主食であるご飯は、外すことはできません。
はじめは10倍粥をさらにすりつぶしたドロドロのお粥をスプーン1杯から始めます。
ニンジンやカボチャもおすすめの食材です。
栄養価が高く甘くて美味しい野菜です。
すり下ろしたり柔らかく煮たりして、いろんなメニューに応用できます。
白身魚や鶏のささみ、お豆腐は良質なたんぱく源です。
どれも脂肪分が少ないので赤ちゃんの胃に負担がかからず、クセもないのでおすすめです。
他に、卵やうどんなどもおすすめです。
アレルギーの恐れもあるので、新しい食材は午前中に赤ちゃんの機嫌の良い時に与えるようにしましょう。
・離乳食作りで覚えておきたいテクニック!
離乳食作りは何かと手間がかかりますが、ちょっとしたテクニックでとても簡単になります。
十倍粥は、大人のご飯を炊くときに一緒に炊飯器で作ることが出来ます。
おかゆクッカーという商品が市販されているので、これにお米と水を入れて炊飯器の中央に置いて、いつものようにご飯を炊くだけです。
また、フリージングを活用するのもおすすめです。
リンゴやニンジンのすりおろしや、お粥や野菜の煮物などをジップロックなどに入れて、しっかりと空気を抜いて密閉して冷凍庫に保管しましょう。
こうすれば、あとは電子レンジなどで加熱して仕上げの味付けなどをするだけなので離乳食作りもとても手軽になります。
離乳食作りは少しのテクニックでグンと楽になります。
赤ちゃんと一緒に楽しむつもりで、離乳食作りに励んでくださいね。
Photo by Cody