離乳食を開始した時にママやパパがイライラしてしまうことのひとつに、赤ちゃんが食べこぼして周囲が汚れてしまうことが挙げられます。
イライラを軽減させるポイントを3つに絞って実践し、楽しい食事の時間を過ごせるようにしましょう。
まずは赤ちゃんが座る場所に新聞紙やビニールシート、クッションフロアシートなどを敷くようにします。
新聞紙であれば、汚れた場合にはそのまま捨てることができて手早く片付けられます。
ビニールシートも同様に片付けられ、クッションフロアシートであれば、すぐに拭き取ることが可能です。
テーブルを高いダイニングテーブルにしている場合、食べ物が落ちてしまうと散らばってしまうので、低い座卓に変更することも良い方法です。
高さの調節がうまくいかないと感じたら、赤ちゃん用の椅子を準備すれば良いので試してみてください。
離乳食そのものの形や内容にも注意しておくと、食べこぼしが少なくなり、イライラもかなり軽減されるので工夫してみましょう。
固形のものが食べられるようになってきた赤ちゃんには、ごはんなどを軽く握っておにぎりにしたり、手づかみでも食べられる大きさにまとめて渡すようにすると、落とすことが少なくなります。
赤ちゃんが固形の離乳食を手にしている間に、スープなどを口に運びいれてしまえば、上手に飲み込んでくれることがあるので、食べさせるタイミングもチェックしながらチャレンジしてください。
料理に手をつっこんで、ぐちゃぐちゃと遊び始めたら、もう食事に飽きているきざしです。「いらないの?」と確認し、それでもやめないなら、思い切って食事を切り上げ、片付けてしまいましょう。
ママがイライラすると子どもにも伝わり、食事の時間がストレスになってしまいます。
楽しい食事をするためにも、シートを敷く方法やテーブルの高さ、離乳食の形などを工夫することは大切なポイントです。
Photo by Carolien Dekeersmaeker