日本は物価が高い国の1つ。
カナダも物価は高いです。
トロントなど都市部の生活にかかるコストは、日本の都市部と感覚的に変わりません。
ただし、モノによっては日本よりも安く抑えられます。
その一つが、生鮮食品。
特にお肉は安く感じます!
肉類は牛肉と豚肉は、大抵日本よりも安いです。
鶏肉は余り変わらないかもしれません。
肉が好きな方には良いですよ。ステーキやオーブンでのローストも気軽に楽しめます。
牛肉と豚肉は大きな塊や厚めのスライスで売られているので、もう豪快に食べちゃってください!
日本のようなスライスや細切れはまず見当たりませんので、和食の時は肉をスライスにしたりと一手間必要です。
野菜や果物も、大抵は日本よりも安いです。
特に安く感じるのは、大きな袋入りの玉ねぎ、人参、ジャガイモ、ビーツ、セロリ。
果物は時期によりますが、りんごやぶどう、ベリー類ですね。
トロピカルフルーツもリーズナブルです。
ベリー類など果物は、ベビーフードにも重宝しますね。
そして、地産の作物はリーズナブルなことが多いです。
肉同様に野菜も多くは量り売りで、1ポンド(約450g)あたりの値段と1キロあたりの値段の表記がされていることが多いです。
これに慣れるまでは、イマイチ価格の感覚が掴めませんでした。
加工食品を極力利用せず家での料理を心がければ、1ヶ月の食費は日本よりも安く済みます。
特に子育て中は栄養バランスや食品の添加物には気をつけたいですし、生鮮食品の価格には本当に助かっています。
逆に高いものは、と言うと…
キノコともやし、魚。
マッシュルーム以外のキノコともやしは、日本の数倍はします。
魚は残念ながら安くありません。カナダに来てから魚を食べる機会が減ってしまいましたね。
それから、卵や牛乳はやや高めに感じています。
いろいろ比べると面白いのですが、トロントで一番良いと感じるのは世界中の食材が手に入ることです。
少し工夫をすれば料理の幅も広がりますから、家にいながらいろいろな国の食べ物が楽しめますよ。
家族の食育には恵まれた環境ではないでしょうか。
カナダのマルチカルチャーな大都市、トロント在住。(まだ1年半と少し)
日本大好きラテン系カナディアンの夫と、ハーフの娘との3人暮らし。
趣味の手編みで娘の服やあったか小物を作りつつ、寒さに耐えながら春を待ち焦がれる毎日。
特技・趣味:絵画、手作り(ビーズアクセサリー、かぎ針編み、レース編み等)
家族構成: 夫 / 娘 1歳
Main photo by Jim Champion