カナダでもトロントは、様々な人種の人たちが生活をしている面白い街です。
物事の決まりごとや考え方なども、それぞれのコミュニティーで大きく違うのだろうと勝手に想像しています。
私は日本人なので、日本の育児の情報などを頼りにすることは多いのですが、時々それにも疲れてしまうことがあります。
少しでもずれていたりすると、大変な”ダメ出し”をされているかのように感じることも正直ありますね。
その点、カナダは大らかというか、ストレスフリーだなーと思うのです。
●妊娠中にものすごく感じた、妊婦の体重管理のこと
まず、妊娠中の体重管理については、カナダでは一言も医師に触れられたことがありません。
普通に食べて普通に増えているのであればOKのようでした。
もちろん、出産が大変になるかもしれないので増やしすぎは良くないのでしょうけれど。
こちらの、特にヨーロッパ系のママさんの中には、ものすごく大きなお腹の方も多々いらっしゃいます。
30ポンド、40ポンド増えたー!、なんていう話はザラです。
キロだとザックリ15キロ〜30キロほど、ということですね。
周りには、日本の妊婦さんは大変ねー(苦笑)、と言われました。
●育児中は母乳育児のことや、卒乳(断乳)に関すること
以前にも触れましたが、母乳育児の進め方もカナダでは”赤ちゃん主体”です。
交互に何分ずつあげなくてはいけないとか、すごいマッサージをしないといけないとか、そんな事は聞きません。
専門家からも、ママの食事は”バランスよく”とだけ言われて、あれがダメ、これがダメ、という注意はありませんでした。
こちらの日本人ママさんの中には、油物や甘いものには気をつけている方もいらっしゃるようですが。
”〇〇までに卒乳を!”というのも、全く耳にしません。
娘はまだ私にぶら下がっていて、そのことで看護師さんに相談しても、”2歳までは全然大丈夫〜、気にしないで!”と笑顔で返事が帰ってきます。
体重のことも、母乳のことも、ストレスが一番良くないのだと言われていますよ。
日本で大変な思いをされている方がもしいらっしゃいましたら、その日本の常識は世界ではどうなの?!と笑ってみてくださいね。
カナダのマルチカルチャーな大都市、トロント在住。(まだ1年半と少し)
日本大好きラテン系カナディアンの夫と、ハーフの娘との3人暮らし。
趣味の手編みで娘の服やあったか小物を作りつつ、寒さに耐えながら春を待ち焦がれる毎日。
特技・趣味:絵画、手作り(ビーズアクセサリー、かぎ針編み、レース編み等)
家族構成: 夫 / 娘 1歳