9ヶ月から10ヶ月くらいになると、遊び食べが始まります。
食べ物に興味を持ち始めたという事ですから、本来は嬉しい事なのですが、せっかく準備した食事を、見るも無残にぐちゃぐちゃにされてしまうとママはがっかりしてしまいます。
赤ちゃんも悪気があってやっているわけではなく、食べ物の扱い方がよくわからないだけです。
赤ちゃんが遊び食べをしながらでも、口に食事を運びモグモグしているなら、少し様子を見て好きにさせておきましょう。
食べる様子がなく、遊んでいるだけならお腹がいっぱいというサインと考えられます。
個人差もありますが、赤ちゃんが食事に集中できる時間はあまり長くありません。
遊び食べを悪い事と考えるママもいますが、例えば赤ちゃんがスプーンを使う事に興味を持ち遊んでいるなら、食事は一旦片付け、赤ちゃんが遊んでも安心なスプーンですくえるようなおもちゃを与えてみましょう。
食事と区別したい場合は、遊び用のスプーンに交換します。
ただし全てを赤ちゃんの好きにさせてしまうと、食事なのか遊びなのか区別ができません。
食事開始にはママも一緒にいただきます、をしてこれから食事が始まる合図として練習しみましょう。
食べ終わったらごちそうさま、と言った後に遊びに切り替えれば、赤ちゃんもだんだんと食事と遊びの区別がつくようになります。
最初はごちそうさまのタイミングがつかみにくいので、もういいの?ごちそうさまなの?と聞いてからにすると赤ちゃんも戸惑いません。
Photo by nvainio