子ども自ら、進んでお片付けをして欲しいなら、親も気をつけたいことがあります。
子どものお片づけしよう、という意欲を邪魔してしまう親のNG行動をご紹介します。
●「片付けないと捨てちゃうよ!」という脅し
いつまでもお片付けしない子どもに対して、ついつい言ってしまうのが「片付けないと捨てちゃうよ!」などという言葉。
このような脅し作戦は、すぐに子どもにバレてしまうものです。
ママやパパがものを粗末にするわけがないと子どもは知っているし、こんなことを何度も言ってると、本当は捨てずに隠してあるだけ、と、すぐに嘘だと気づかれてしまうものです。
本当に捨ててしまう、という手もあるかも知れませんが、やはりお金を出して買った大切なおもちゃですから、なかなか出来ないものです。
こんな脅しは、子どもにお片付けをする意欲を邪魔してしまうだけです。
それよりも、おもちゃを擬人化してみて、「おもちゃが片付けて欲しい、箱に帰りたい、と泣いているよ」などと想像力を膨らませる言葉がけの方が、子どもたちの心に刺さるはずです。
●親自身が片づけていない
親自身が片付けできていなければ、子どもにも片付いてる気持ちよさが伝わりませんし、親の言うことにも真実味が出てこないのは当然のことです。
子どもは、どうして大人は片付けしないのに、自分だけ、と思います。
しかし、どうしても家全体すべて片づけるのは難しいものです。
完璧には出来なくても、子どものコーナーだけはいつもキレイにキープするように、心がけてあげましょう。
Photo by PROJulie, Dave & Family