子どもも幼稚園にあがり、いろんなお友達と遊んでいくと、どうしても好き嫌いが出てくるものです。
ある日子どもが「あのお友達、キライ」なんて言って来たら、ママとしてはどう答えればいいのかと悩んでしまいますね。
・「あのお友達、キライ」子どもが言ったら、親はどうすれば・・
お友達とはみんな仲良く遊ぶのが理想ですが、やはり子どもの世界でも好き嫌いや相性といったものがあります。
嫌いだから、とお友達をいじめてしまうのはもちろん悪いことですが、そこまでしなくても家に帰ってきてからママに「○○ちゃんのこと、キライなんだよね。」などと言ってくることがあります。
特に女の子の場合、おませさんが多いですから、年中さんや年長さんにもなれば、こんなことをママに言ってくることも多々あるはずです。
そんな時、ママはどう答えればいいのか、と困ってしまいますよね。
「そうなの。」としか答えられなくて、あとでモヤモヤしてしまうママも多いのではないでしょうか。
・子どもの言うことを否定しないで、まずは気持ちを受け入れて!
そんな時にはまず、ママの正直な気持ちを子どもに伝えてみましょう。
「お友達だと思っていたのに、ママ悲しいな。」と気持ちを伝え、そして「どうして○○ちゃんのことが嫌いになったの?」とキライな理由を聞いてあげましょう。
子どもの気持ちをここでいったん受け止めてあげることが大切です。
そして、キライな理由を聞いたら、「○○ちゃんは、こんな良いところもあるよね。また明日から仲良く遊べると良いな~」などと、さらりと言ってあげればばっちりです。
お友達とは仲良くすべき、という気持ちがママにあると、いきなり「そんなこと言っちゃダメでしょ!」と、子どもの気持ちを否定してしまいがちです。
しかし、これでは子どもがママに伝えたい気持ちを受け止めてもらえず、もやもやだけが残ってしまいます。
まずは、気持ちを受け止めてもらうことで、子どももママの言葉を受け入れることが出来ます。
子どもはママが喜んでくれることが一番うれしいことなので、そこを上手く使って、最後には「仲間はずれが一番良くないことだよ」と教えてあげればいいですね。
なかなか上手く言葉にできないのが子どもです。
このようなことに限らず、まずは共感して聞いてあげることが大切です。
Photo by sheila miguez