イヤイヤ期はどんなママでも穏やかに過ごすことはできません。
イヤイヤ期がほとんどない子もたまにいますが、たいていの子どもは2~3歳くらいから、イヤイヤ期が始まるものです。
嫌がって物を投げつけるようなことも日常的にあることでしょう。
このような行為は決して見過ごしてはいけません。
望ましくない行動をすれば、ママはいくら成長の過程で必要なイヤイヤ期だからといって、そのまま放置していいわけではありません。
しかし、ここで大切なのが、拡大解釈をしないことです。
物を投げつけるようなことをすれば、ママは「どうしてママを困らせることばかりするの?」「悪い子ね!」などと、物を投げつけたこと以上の解釈をして、子どもを叱っていないでしょうか。
このような叱り方をすれば、子どものイヤイヤもさらに加速しますし、ママのイライラも爆発寸前になってしまうでしょう。
確かに、物を投げつける行為は悪いことですが、それが悪い子どもにつながるといけません。
また、困らせることばかりをしているわけでもないでしょう。
子どももママから全否定されれば、さらに反発をしたくなるものです。
こんな時の対処の仕方は、悪い行為をしても子ども自体を否定しないことです。
拡大解釈をしないように心がけることで、ママ自身のイライラを軽減することにもなります。
また、イライライしている時には、目に見えるもの、聞くもの全てがイライラしてくるものです。
子どもの悪い行動ばかりに目が行くようになるので、ママが意識しておかないと、ますますイライラ、イヤイヤの悪循環になってしまいます。
出来るだけ子どもの良い側面を見つけるように心がけることで、イライラ、イヤイヤの悪循環から抜け出すことが出来るはずです。
Photo by Eric Lewis