●親なら絶対にダメ！こんな言葉を言わないで
子どもにとって親の存在はとても大きなもので、親からたくさんの影響を受けて成長していきます。
そんな親から言われた言葉で、いつまでも引きずっている心の傷がないでしょうか。
親として絶対に子どもに言ってはいけない言葉があります。
●「産まなきゃよかった」「死んでしまえ」
例えば子どもの存在の否定する言葉です。
「産まなきゃよかった」「死んでしまえ」「私の子ではない」などです。
存在の否定をするような言葉は、子どもの心を深く傷つけてしまうものです。
こんな言葉も、子どもの存在を否定する言葉です。
「言うことを聞けないような子は、もう家にいなくてもいい！」「本当にあなたは出来ない子なんだから！」などと、ついつい頭に血が上った時に口走っったことはないでしょうか。
●「○ちゃんを見習ったら」
また、誰かと比較してけなすような言葉も、子どもには言ってはいけません。
子どもの自尊心を傷つけ、自分に対して自信を持つことができなくなります。
「あなたはダメだ」と言われるよりも、実は他の身近な誰か比較されてけなされることの方が、ダメージは大きいです。
特に比較される相手が、兄弟姉妹の場合にはダメージが大きくなります。
自分より兄、姉、弟、妹の方が、親から愛されている、という感覚を持つからです。
きょうだいや他の子と比較して、「○ちゃんを見習ったら」などという言葉は言ってはいけません。
このような比較・否定の言葉を親から頻繁に言われて育った子どもは、次第に親からも、そして比較対象となった友達などにも心の距離を置くようになってしまいます。
●「変な顔」「デブ」
また、身体的な欠点を指摘することも絶対に子どもには言ってはいけません。
自分の努力では変えられない、欠点と思われる外見のことを指摘するようなことを親から言われると、子どもはコンプレックスとして、大人になってからもずっと一生涯抱え込んでしまう事になります。
親は冗談で言ったとしても、子どもにとっては心に深い傷として残ってしまいます。
自分が子どもだった頃に親から言われて嫌だった言葉を思い出してください。
子どもは大人以上にとても感受性がするどく敏感です。
いくら言うことを聞かない子どもにイライラしても、子どもの存在を否定することや、誰かと比較して否定すること、そして、身体の欠点を指摘することは絶対に言わないでください。
Photo by Oleg Sidorenko
