親であれば子供を怒ることはあると思いますが、ふと立ち止まってみると以前自分の親や別の人に怒られたことを自分の子供にもしていることがあります。
その怒り方や内容が本当に子供のためになっているのか考えてみませんか。
・その怒りは何に対しての怒りか
子どもを怒りました、自分でも信じられないくらいひどく怒りました、それを後悔しています、そんな親御さんはたくさんいます。
なぜ後悔するのかと考えたとき、その時怒った状況や理由は本当に子供がしたことに対して怒ったのか、それとも昔自分が怒られたことがある内容ではなかったのか考えてみてください。
自分に対してどうしたのか、なぜ怒ったのか、なぜ怒ろうと思ったのか、こうしたことを考えれば怒った理由もはっきりとしてくるでしょう。
自分でも信じられないほど怒るというのは整理してみると意識が変わってくるものです。
まず箇条書きでもいいので怒った経緯や理由などを書き出してみてください。
・相手を認めることも大切
怒ると叱るは違う、とよく言いますが子供を怒るときになぜ怒ったのか、子供も納得できるように話すことができれば子供も自分で考える力を身に着けます。
あなたがこのような行動を起こしたら誰かが困るのではないか、どう思うだろうか、と問いかけて答えを導き出してみるのもいいでしょう。
怒ると言うことは必ず何か理由があるはずですから、まずあなたが何に対して怒ったのか、それは本当に子供のためだったのか、そして注意するときは子供のことを一つでもいいので認める言葉を入れると子供に自信が生まれます。
ただ頭ごなしに怒るだけでは子供も萎縮して自信を失ってしまい、子供も過去に怒られたことで誰かを怒ってしまう、そのような悪循環が生まれますので、子供が自信を失わずそれでも悪いことは悪いと認識できる怒り方を身につけてみませんか。
あなたの過去に怒られた内容と、あなたが子供に怒ることを比べることは、意外と子育ての中で役に立つことがあるものです。
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