人には自分では気づかない口癖があります。
口癖にもいろいろありますので、中にはいい意味の口癖もありますが、悪い意味に捉えられたり、ネガティブなイメージを与えてしまったりする口癖もあります。
子どもは親が気づかないうちに発している口癖を真似しやすい傾向があります。
突然子どもが思いもしない言葉を発したとき、どこでそんな言葉を覚えたの?と尋ねるとママがいつも言っているからというケースも珍しくありません。
親の口癖は子どもの成長に大きな影響を与えると言っても過言ではないのです。
子どもは親を見て育つとも言われますが、これはあながち間違いではありませんし、口癖が出てしまう時の感情も子どもに伝わっている事を自覚してください。
例えば腹が立ったときについ出てしまう口癖は、子どもにも感情が伝わりますので、子どもが腹を立てた時にママの口癖を真似するようになります。
腹を立てるポイントは人により違いもありますが、これは価値観も含まれるので、子どもは感情と一緒に親の価値観にも影響を受けるのです。
子どもがまだ小さいからと思って、腹が立った時や電話で話をしている時に、つい口癖で汚い言葉や下品な言葉を口走ってしまう事がありますが、子どもはちゃんと聞いていますので少しだけ注意してみましょう。
口癖は自分では気づかない事も多いので、パパや周囲の人に聞いてみるのもおすすめです。
Photo by Tammy McGary