女性は1か月の間に4回性格が変わるそうです。なんとなく納得できる女性が多いのではないのでしょうか?
男性と女性のホルモンの違いを見ると、その複雑さは一目瞭然ですね。
見て、この男と女の違い。
『女は一ヶ月で四回性格が変わる』
ホルモン的にこんなに違うんだって男には理解してほしい pic.twitter.com/S5xzSqSv
— 山田ありす様 (@yamadaalice_bot) 2012, 11月 15
時期別に変化をみていきましょう。
●生理初日から1週間
~どんより・もやもや
気分を安定させる「プロゲステロン」が急激に減るため、むくみや疲労、イライラに不安感などが現れ、吹き出物も出やすくなります。
そのため生理期間中は気分が落ち込みやすい時期といわれています。
さらに生理前後は男性ホルモン「テストテロン」が増え、男性的な性格となって攻撃的になります。
イライラしやすく骨格や筋肉が発達し、衝動的な思考を持つこともあります。
●生理7日目から14日目(排卵)頃まで
~キラキラ・ハッピー
生理が終わった直後から女性ホルモンの代表「エストロゲン(卵胞ホルモン)」がどんどん増えていくため集中力アップ、気分はハッピーになります。
体にも変化が見られ肌にツヤが出たり、体つきが女性らしくなったりします。
ただしエストロゲンは惚れっぽい性格になる作用もあるとされています。
排卵日直前にエストロゲンの分泌量がピークに達し、性行為を受け入れやすくなります。
人により寂しい感情を持つようになり、パートナーを求める行為が見られます。
この時期は妊娠しやすいので、妊娠を望まない場合は気をつけましょう。
●排卵期~生理1週間前
~まったり・落ち着き・冷静
生理初日から14日目~21日目のこの時期。
気分安定の「プロゲステロン」と落ち着きの幸せホルモン「オキシトシン」が増えて、安心感や安らぎ、幸福感を感じやすくなります。
しっとりと自分のペースでいられる人と、落ち込みを感じて寂しくなる人もいるようです。
●生理1週間前から生理初日まで
~イライラ・不安
減っていた男性ホルモン「テストテロン」が生理が近づくにつれて増え始め、イライラや不安感が増えます。
また、妊娠しやすくするための「プロゲステロン(黄体ホルモン)」が増え始めることで、体が水分を溜めこむようになり、その影響で生理前症候群=PMSが起こります。
具体的には、体がむくんだり、吐き気、乳腺の張り、頭痛などの体の変化が現れ、脳にも水分が溜まることから、イライラしたり、不安を感じたり、感情をコントロールできない、不眠になるなどの精神症状が現れるのです。
約一か月でめまぐるしく変化する女性の心と体。
まるでカオスですが、その特徴を知って、気長につきあっていきたいものですね。
Photo by Katie Lips