妊娠中の身体が急激に元の状態に戻ろうとする産後すぐの時期には、無理をしないことが大切です。
産後の肥立ちとも言われるように、産後1か月くらいは赤ちゃんのお世話をする以外はゆっくりとして過ごすことが理想なのですが、そうもいかないママも多いようです。
・産後の肉体ダメージは思っている以上に大きい!
産後の肉体ダメージは思っている以上に大きなもので、産後すぐに無理をしているといつまでも体調不良に悩まされることになります。
ホルモンバランスの乱れもあり身体も心も不安定な時期に頑張ってしまうのは、相当なストレスになっています。
慢性的な肩こりや頭痛、吐き気に襲われるようになったり、いつも体調不良でやる気が出ないといったうつ症状が起こる人もいます。
産後の肉体ダメージを無視して無理をしていれば、産後2年3年経っても、こういった体調不良が続いてしまいます。
・慣れない新生児育児でママは限界に!
産後の辛い時期から始まる慣れない新生児育児で、ママのストレスや疲れも限界になります。
夜泣きをする我が子をゆらゆらと抱っこしてやっと寝付いたと思ってベッドに置いた途端にまた泣き始めたり、オムツ漏れも日常茶飯事です。
元気な状態ならスムーズにこなせる育児も、肉体的にも精神的にもボロボロの状態ではその負担は何十倍にもなります。
夜中も続く頻繁な授乳や、おっぱいが思うように出ないといった悩みもあるでしょう。
思い描いてていた赤ちゃんと過ごす穏やかな生活とのあまりのギャップに愕然とするママも多いでしょう。
産後はとにかく無理をしてはいけません。
赤ちゃんのお世話以外は手を抜いて、パパや周囲にも助けを求めて産後の身体の回復に努めることも大切なことです。
Photo by matias jaramillo