赤ちゃんのうちから、「よく泣く」「おとなしい」など個性がありますが、成長とともに、様々な角度から、反応の違いや、性格の差が、個性となって表れます。
親子だけで家にいる時は気にならなかったものの、公園や支援センターなどで、月齢の近い子と触れ合う機会があると、無意識によその子と比べることも増え「うちの子って…」と考え込んでしまうこともあります。
●うちの子の気になる部分
多くのママが「うちの子ってどうしてこうなの?」と悩むのは、こんな部分だそうです。
・人見知り
・友達と関わるのが下手
・かんしゃく持ち
・乱暴
・落ち着きがない
・集中できない
・神経質
・臆病・弱虫
・気が小さい
・気難しい
・すねる
・気分のムラが激しい
…どの子でも、いくつか当てはまりそうな内容ですね。
これは個性であり、その子らしい性格を作っている要素でもあります。
●人間の個性の作られ方
人間は、遺伝的に生まれもった性格と、家族の反応など、環境に影響されて形成されていく作用が、からみあって、個性ができていくと考えられています。
子どもの個性は、ママやパパにも似た部分があって、自分の好きじゃない部分が似ていたりすると余計に複雑な気分になるかもしれません。
でも、どの個性も、良い面があるので、
「臆病=慎重で用心深い」
「かんしゃく持ち=自己表現ができる」
「落ち着きがない=いろんなことに興味を持てる」
…と良い方に解釈して、伸ばしていってあげられるといいですね。
子どもの個性を欠点にするか長所にするか、親のとらえ方次第といえそうです。
Photo by Ben Francis