子供が何か悪いことやいたずらをして、人に迷惑をかけてしまった場合、つい叩いてしまうママも多いです。
今の育児では叩かないでほめて育てる方法が主流です。
しかし、つい叩いてしまうママも多いのです。
・感情に任せて叩くのは良くないこと
今はあまり叱らずほめて子供を伸ばそうという考えがひろがっています。
その為、子供を叩かずに育てているママが多いのかと思えば、実は増えているのが現状です。
叩かずに育てることに気を使いすぎてそれが逆にママのストレスとなり、感情に任せて叩いてしまっているのです。
感情に任せて叩かれた子供は、叱られた内容より叩かれた記憶しか残りません。
その為、感情に任せて叩いてしまうのは、まったく効果のないことなのです。
・叩いて教えることも時には大切
まったく叩かれず、育ってしまった子供の中には、何をしても叩かれないという考えを持ってしまう子供もいます。
叱られている時だけ我慢すればいいからと悪いことを続ける子もいます。
また、叩かれたことがなければ叩かれた時の痛みを知ることもないため、他の子を平気で叩いてしまったりします。
どうしても叩いて伝えなければダメなときもあります。
そんな時はまず深呼吸して、気持ちを落ち着けてください。
決して感情に任せて叩いてはいけません。
また、叩いた後はなぜたたいたのかを伝え、それ以上に子供を抱きしめてあげてください。
子供は親の愛を求めています。
悪いことをする時だって親の愛がほしいから、親に自分を見てほしくてしていることもあります。
まずは叩かずに冷静に叱る。
それでもダメなら叩いて叱り、そのあとは子供が親の愛をしっかり感じることができるように抱きしめてあげる。
これで子供は叩かれる痛みを覚え、悪いことはしなくなります。
Photo by Philippe Put