頭の良い子に育てるためには、公文や幼児教室などに通わせるのが一番と思っている方も多いでしょう。
それにいくら自宅で何かを教えたくても、教え方が分からないというママも多いのではないでしょうか。
物事を教えるときは、その本質から意味までを自分が理解していなくてはいけませんし、ましてや物事を理解できない子供に教えるとなると専門的な知識が必要になります。
ですので塾や教材に頼ってしまうのはある程度しょうがないのですが、子供が小さいうちは環境作りをするだけで十分なのです。
環境作りと言っても難しいことはありません。
まず最初に実践したいのは、テレビを極力つけないということです。
子供がテレビを見ていれば、親は手がかからないので料理でも掃除でもはかどるのですが、テレビは一方通行で情報が入ってくるので考える力が育たないので気をつけてください。
テレビの代わりに絵本や積み木などを与えてあげましょう。
文字が読めなくても絵本を見れば想像力が育ちますし、積み木は自分でいろいろ考えて組み立てていくので頭の運動になります。
また数に触れる機会が多いと、将来的に算数や数学の勉強に役立ちます。
おはじきやビー玉、トランプなどで数を数えたり覚えたりすると、数字を具体物として認知するようになります。
この土台ができていれば、数の性質というのがわかってくるので、いざ算数を学び始めても戸惑うことはありません。
子供の遊び道具には、おもちゃとしての見かけの裏に学習が隠されているもの。アナログな遊び道具を与えて、将来の勉強の基礎が身に付く環境を作ってあげてくださいね。
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