いよいよ子どもも保育園、となったら、まずは慣らし保育からスタートします。
ママも子どもも新しいスタートですが、ここで大きな関門となるのが慣らし保育です。
慣らし保育の進め方やコツなどを知っておくと安心です。
●慣らし保育の進め方、コツを紹介!
地域や園によって、慣らし保育の期間は違いますが、たいていの保育園では慣らし保育が設けられています。
1週間程度の慣らし保育の期間を設けている保育園が多く、登園初日は2時間ぐらいで退園、次の日にはお昼前まで、さらに翌日には、昼食もみんなで食べる、というふうにして、少しずつ保育園にいる時間を長くしていくのが、慣らし保育の一般的な進め方です。
さらに、昼食がみんなと食べられたら、次は午後まで、と段階的に保育時間を長くしていきます。
このように少しずつ段階を踏むために、子どもへの負担も小さく、順調に慣らし保育が終了した、というママが多いようです。
しかし中には、ずっと泣きっぱなしで、慣れるまでに1ヶ月、2ヶ月かかってしまうケースもあります。
慣らし保育の期間は、仕事復帰の時期にも影響するので、事前に各保育園に尋ねておきましょう。
慣らし保育を進めるコツとしては、家庭でも生活リズムを整えておくことが大切です。
就寝時間が遅かったら、少しずつでも早くして、朝きちんと起きられるようにしておきましょう。
また、ママと離れることにも慣れさせておきましょう。
実家の両親に預ける機会を増やすなど、ママだけでなく、他の人と触れる機会を多く持っておくと、保育園生活も安心してスタート出来ます。
また、保育園生活が始まったら、朝子どもと別れる時、どんなに泣いていても「ごめんね」「かわいそうに」など言ってはいけません。
ママに迷いがあると子ども自身も不安になってしまいますし、不憫に感じると子どもも惨めになってしまいます。
ママはポジティブな気持ちで、笑顔で「保育園楽しんでね。ママもがんばってくるね。」とさらりと離れていくといいでしょう。
子どもの適応力は意外と大きく、ママが見えなくなるとすぐ、泣きやんで、気持ちを切り替えて遊び始めることが多いのです。
Photo by Josh Ward