お稽古や習い事は、小さいうちから行かせた方が子供の成長や健康維持に役立つというイメージがあるかもしれません。
それに何事も早いうちに始めた方が、能力が伸びると思っている親御さんも多いでしょう。
もちろんお稽古や習い事は何歳から始めなくてはいけないという決まりはないので、対象年齢であれば何歳であっても行って良いと言えます。
年齢によって通えるところも限られていますが、それに合わせて自分が通わせてみたいところを選ぶといいですね。
ただし、頭を使うことに関しては、あまり小さいうちはさせない方が良いと言われています。
赤ちゃんは聞き取る能力に優れていると言われているので、0歳から2歳ぐらいまでは英会話が人気になっていますが、実際のところあまり効果が認められていません。
もちろん耳からは英語が入ってきますが、日常的に入ってくるわけではないので、結果的に英語が得意になるためには続けていく必要があります。
最近は公文などでも赤ちゃんを対象にした教室が開かれていますが、数式などをいくら覚えさせようとしても、あくまでも外から一方的に情報が入ってくるだけです。
逆に、赤ちゃんの時期に大切な「楽しい」「嬉しい」「喜ぶ」という感情を育てる時間が減ってしまうので、こういった学習的なものはもっと大きくなってからにするのが賢明です。
スイミングやサッカー、楽器など子供が楽しめるようなことであれば、感情も豊かになるので何歳から行っても問題ないでしょう。いろいろ体験させてあげてくださいね。
Photo by US Department of Education