母の日には、自分の母や義理のお母さんに贈り物を選びます、何を選べば良いのか、何を贈れば喜んでもらえるのか、迷ってしまいますね。
毎年、母の日の贈り物に頭を悩ませている人も多いかと思います。
基本的に、感謝の気持ちを伝えることができれば良いのですが、母の日の贈り物には相応しくないタブーなどもあるので覚えておきましょう。
例えば白い花は避けましょう。
カーネーションは母の日の定番の贈り物ですが、白いカーネーションなどの白い花はタブーです。
それは、白い花は死者に贈る花といわれているからです。
また、ハンカチはお別れの挨拶に使うものとされているので、特に、義理のお母さんへの贈り物としては避けましょう。
母の日など、目上の人への贈り物には、商品券や現金もタブーだといわれます。
こちらとしては、「本人に好きなものを買ってもらうように……」と思っても、お義母さんや彼氏のお母さんは、まだ50代、60代と若いです。
まだまだ子どもからお小遣いをもらうようなお年ではないので、このようなものは、先にリクエストがない限り避けた方が良いでしょう。
他にも、母の日のプレゼントとして相応しくないものがあります。
例えば、エプロンです。
選んでしまいそうですが、実は「もっと働きなさい」という意味があるそうなので、目上の人の贈り物には選ばない方が良いです。
スリッパや靴下も、「踏みつける」ことを連想させるので避けた方がよく、時計やかばんも「勤勉に」という意味があるので、目上の人への贈り物としてはタブー視する人が多いです。
母の日のブレゼントのタブーは、意外と多いですから、気をつけて選んでくださいね。
とはいえ、しきたりやマナーに厳密になりすぎると、プレゼントの選択肢が狭まってしまいます。
贈る相手がマナーや礼儀に気を使う人かどうか、思い浮かべて選んでみましょう。
また、もしあえてタブーの物を選んだ場合も、そのまま渡すと「無知で礼儀知らずの嫁」と思われてしまうので「本来、母の日の贈り物にはふさわしくないかもしれませんが…」と渡すときに前置きするとよいでしょう。そして「お義母さんの趣味がガーデニングだから、外で使いやすそうなエプロンを探してみました」と、“しきたりにとらわれず、相手のことを思って一生懸命プレゼントを選んだ”ということを伝えれば、きっと喜ばれるはずです。
Photo by Ben Fitzgerald-O’Connor