いろんなイベント盛りだくさんのGW。気候もよく、家族向けの催しや企画などがたくさん。連休の一つである子供の日、旅行先などで過ごす家庭も多いでしょう。
祖父母と集まったり、遊園地などで過ごすなど、いろんな選択肢がありますが、子どもの日はどんな風に過ごす予定でしょうか?
実際に「子どもの日にやること」として挙げられた楽しみ方をベスト5まで紹介します。
●1位:柏餅(かしわもち)を食べる
世代別にみても全世代でトップは柏餅を食べると答える人が多いです。
やはり子どもの日イコール柏餅という感覚を持つ人が多いようですが、地方によってはべこ餅やちまきを食べる風習もあります。
●2位:菖蒲(しょうぶ)湯に浸かる
元々端午の節句は江戸時代、武家に広まった風習ですから、菖蒲を勝負にかけて、さらに武士を意味する尚武と同じ読みであり、菖蒲の葉の先がとがっていることから子どもの日には菖蒲湯が定番になったのです。
●3位:ちまきを食べる
ちまきは関西で食べられていますが、これは上方文化の名残といえるかもしれません。
元々端午の節句は中国から伝わったものですが、中国では宮廷を追われた詩人屈原を立った人々が流にお供物を食べられないようにと龍が嫌いな葉でもち米を包み、五色のひもで厄払いをしたのがきっかけですから、粽文化が3位に残っているのも納得です。
●4位:五月人形や兜飾りを飾る
これは60代以上に多く見られた意見ですが、最近は金太郎や少年武将だけではなく戦国武将をモチーフにした五月人形も増えてきました。
兜飾りも伊達政宗や直江兼次など、覚えやすくまた人気の武将のものなど選択肢が多いです。
●5位:こいのぼりを飾る
4位とわずかな差ですが、60代以上になるとこいのぼりを飾る風習も減っていくようです。
ですが30代以下の世代にはこいのぼりを飾る風習が根強く残っており、端午の節句イコールこいのぼりと考える人も多いようです。
なんだかんだ家庭でできる、オーソドックスな楽しみ方が挙げられていますね。
日本に古くから伝わる端午の節句を家族みんなで楽しむいい機会ですね。
Photo by Donnie Ray Jones