親子の関係は様々ですが、子供が成人した時に、親から手紙が届いたら子供はどう思うでしょうか。
子供が生まれたときに父親がつづった1通の手紙をめぐる親子の話を紹介します。
・20年ぶりに届けられた手紙
ツイッターを利用しているmisaruさんは2年前の12月を振り返りました。
12月に20歳になったmisaruさんは当日の朝、父親から1通の手紙を受け取ります。
その手紙が書かれたのは20年前、misaruさんが生まれた翌日のことでした。
あて名は20年後のmisaruさんで、4枚の便せんに丁寧な言葉でつづられていたのです。
その手紙の内容にはmisaruさんが生まれた翌々日に31歳になること、手紙を読む頃には51歳になっていること、女の子と聞いた時に喜んだことがかかれていました。
さらにmisaruさんの名前には沙という文字が使われていますが、夕日を浴びた美しい砂となるよう、20年後のmisaruさんが美しくなっているよう楽しみにしているということがつづられていました。
Misaruさんへの愛情がぎっしり詰まった文章が延々とつづられていたのです。
・考えが改まったmisaruさん
この手紙を読んだmisaruさんは今まで親にいろいろと辛い思いをさせたと言います。
それなのに見捨てなかったこと、愛情いっぱいに育ててくれたことを感謝したのです。
これからは自分がお父さんとお母さんを幸せにするという気持ちでいっぱいになったということも書かれていました。
優しく思いやりのある20歳に成長していることを期待し、両親がこれからの人生のために生きることができる幸せがつづられていました。
何があっても一緒にいること、そばを離れないことも、行事は全部行くことも、写真もたくさん撮って老後の楽しみにすることも書かれていました。
最後に20年後の家族がうまくいっていなかったら怒ってほしい、幸せだったらママにありがとうと伝えてほしいという言葉で締めくくっています。
多くの方の胸を打った感動の手紙は子供にも親にも記憶に残るものでしょう。
お子さんが20歳になるときに読めるよう手紙を書いてみるのもいいかもしれませんね。
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