柔らかいものを好んで食べ、固いものを避ける子供がいますね。
しかし、固いものを食べて子供のアゴを育てるということは、歯を健康で丈夫なものにするということにつながっているのです。
現代の子供は、食卓の洋食化も進み、ハンバーグ、オムライス、シチューなどの煮込み料理、ご飯など、固いものとは無縁の食生活を送っています。
しかし思い出してみて下さい。
私たちの小さな頃はそのような食卓でしたか?
アジの干物など、固いものも並んでいたのではないでしょうか。
子供のアゴを鍛えるために必要な食材も意識して出すようにしましょう。
固いものより噛むことによって味が増してくるスルメイカなどは良いですね。
またゴボウ、レンコンなど歯ざわりの良いものを選ぶと良いでしょう。
小魚などもおやつに出すとアゴをしっかり動かすことが出来ますから、アゴを鍛えることが出来ます。
アゴが未熟なままの子供が永久歯が生える段階になると歯並びが悪くなるというデータもあります。
ですからアゴを鍛えておくのは大切なのです。
3歳くらいになれば自分から食事をすることを覚えますから、その際にはぜひ、干物や魚など、固いものや噛みごたえのあるものも出しましょう。
おやつにカンパンや干し芋など噛みごたえのあるものを選ぶのもいいですね
自然とアゴが強くなれば噛む力も強くなるので、大人になって好き嫌いがなくなります。
子供の未来に関わることですから、大切にしたいですね。
Photo by Leonid Mamchenkov