離乳食が完了する1歳頃から、おやつが必要になってきます。
子供は胃が小さいので、一度にたくさんの量を食べることができません。
1日3回の食事だけでは、必要な栄養を摂れないので、食事と食事の間におやつを食べることが必要になります。
そのため、おやつは補食とも呼ばれているのです。
大人が嗜好品として食べるおやつとは、全く意味が違うのですね。
ですから、なるべく市販のお菓子でなく、手作りしてあげられるといいですね。
そして、1日の食事だけでは不足しがちになる栄養分をおやつで補ってあげるようにしましょう。
では、1、2歳の子供に食べさせたいおやつとはいったいどんなものでしょうか。
ビタミンやミネラルなどはどうしても不足しがちになるので、これらの栄養素がたくさん含まれた食材を利用したおやつがおススメです。
チーズやヨーグルトなどの乳製品、さつまいもや果物などもおススメですね。
野菜のたくさん入ったうどんや、すりおろした野菜を入れたホットケーキなども優秀なおやつです。
また、市販されているお菓子でも栄養バランスが考えられたベビーフードなどであれば安心ですね。
あくまでも捕食であるおやつは、メインの食事に影響が出ない程度にあげることが大切です。
さつまいもなどのように腹持ちが良いものであれば、量を少なめにするようにしたり、バナナやボーロなどのような消化吸収の良いものを選ぶこともポイントです。
そして虫歯にならないようなものを選ぶことも大切です。
ビスケットやクラッカーなどは歯にくっつきやすいので、もしもこれらをおやつで食べたときには、こまめに歯磨きをしてあげるようにしましょう。
Photo by Stephen Kruso