しとしと、ジメジメの梅雨は、ダニ、カビに要注意です。
喘息やアレルギーを悪化させたり、肺に侵入して肺炎の原因となったりします。
梅雨を快適に乗り切るため、子どもをカビから守るための4つのポイントを紹介しますので参考にしてください。
<梅雨時にはカビに注意!子どもをカビから守る4つのポイントとは・・>
●1日1回は換気をしよう。
1日に最低でも15分くらいは、雨が降っていても、雨の吹き込まない窓を開けて、部屋の換気をしましょう。
または、エアコンの除湿機能や除湿器なども活用して、部屋の空気の流れを作り、湿気を溜めないようにしましょう。
台所やお風呂も換気をしっかり行いましょう。
●掃除機はゆっくりかける
ダニ、カビの温床となるじゅうたんや畳などに掃除機をかけるときは、ゆっくりと行いましょう。
1平方メートルあたり、約30秒ぐらいを目安にして、ゆっくりと丁寧にかけるのがポイントで、こうすることでダニをしっかり吸い取ることが出来ます。
●晴れた日にクローゼットや押入れを開放して風を通す
天気の良い晴れた日には、湿気がこもりがちなクローゼットや押し入れを開放して風を通しましょう。
床や壁にびっしりピッタリ詰め込むと、空気の循環が悪くなり、場所によっては湿気が溜まってカビが生えます。
空気を通し、乾燥させるため、モノは壁から少し離して収納するようにしましょう。床面にはスノコをひいておくとさらに安心です。
●ホコリはしっかり除去
ホコリはカビの温床になるので、梅雨こそ家具の陰や届かない部分にたまったホコリをふき取るようにしましょう
実は、ホコリもカビやダニの温床となります。
家具の陰や、手が届きにくい場所は、ホコリも溜まりがちですが、こんなに湿気が多くてホコリが多い場所が、ダニやカビは大好きです。
梅雨時期には特に意識をして、すき間掃除を徹底して行いましょう。
掃除機専用のノズルを使用したり、長い柄の先に使い古しの雑巾などを巻いたりして工夫してみましょう。
梅雨時は、普段より清潔を保てるよう心がけたいですね。
清潔にしておくことで、その後の子どもの病院通いや、頑固なカビの除去などで苦労せずに済みます。
Photo by Nate Grigg