ほとんどの家事が家電でまかなえるようになった現在。
ついに、自動化が不可能とされていた「洗濯物をたたむ」ロボットが登場しました!!
アメリカと日本で別々に開発された、2つのロボットをご紹介します。
●アメリカ発~アイロンがけ+たたむ「フォールディメイト (FoldiMate)」
アメリカで販売が開始された、洗濯物たたみロボットの名前は「フォールディメイト (FoldiMate)」
クリップに洋服をひっかけておくと、数分間で、きれいにたたんで、スチームでしわを伸ばしてくれます。
さらに、衣類に香りをつけたり、殺菌処理をする機能もオプションでつけられるそうです。
お値段は、日本円で7~9万円くらい。
現在のところ、たためるのはシャツタイプのものだけで、事前に人間がセットしなければいけません。
しかし、今後は「ただ放り込んだだけで、全部たたんでくれる」というものを開発する予定だそうです。
しかし、もっとすごい洗濯物ロボットが、日本で開発されているんです!
●日本発~世界初、洗濯・乾燥・折りたたみまで全自動「ランドロイド (laundroid)」
日本でも、さらにすごい洗濯ロボが開発されています。
名前は「ランドロイド (laundroid)」。
こちらは、世界初の自動洗濯物折りたたみ機。
洗濯→乾燥→折りたたみを連続して、まるごと全自動で行ってくれるロボットです。
この「ランドロイド」は、セブンドリーマーズとパナソニックと大和ハウスが連携して、開発。2016年中に先行予約販売を目指しているそうです。
日本人の技術者たちが、10年前から真剣に開発を重ね、本当に便利なものを目指して作ってきたのです。
●放り込むだけで自動選別!
「ランドロイド」は、無造作に放りこまれた洗濯物を、コンピューターが自分で識別。これがどんな衣類なのか判断して、適したたたみ方をしてくれるのです。
現在のところ、たたみ終わるまで3~6時間かかるそうですが、例えば、朝、洗濯物をセットして出かけて、帰宅する頃には、たたみ終わっている、ということが実現するのです。
実現したら、ママの家事の負担が大幅に軽くなりそうですね。
●一生のうちの375日は洗濯物をたたんでる
「ランロイド」のサイトによると、「一般的な家庭で一生のうち洗濯作業に費やす時間は約1万8千時間」と言われ、その半分は「たたむ」「分配する」「収納する」作業に費やされているそうです。
なんと、一生のうちの375日分もの間、これらの作業をしていることになるのです。
これらの作業の負担がなくなったら、子どもと遊んだり、リラックスしたり、有意義なことに時間と体力を使えますね。
家族のためにも、ぜひ、一日も早い実用化が期待されます。
そして量産されて、性能もアップして、小型になって、お手頃価格で販売されるようになったら、さらに嬉しいですね。
<出典>
https://youtu.be/swNgjX0xHC8
https://youtu.be/ItCmVZPQhlg
https://laundroid.sevendreamers.com/