子どもがいると普段の掃除も大変なのに大掃除となるともっと大変です。
では小さい子どもがいる家庭では大掃除をどのように進めていくといいのでしょうか。
●子どもに協力させよう
まずチーム編成を作って、家族全員で大掃除を進めていくのが、子どもがいても大掃除がサクサク進むポイントです。
大きな家具を動かすお父さんと、はたきを使う妹と、掃除機をかけるお兄ちゃんと、家具の汚れを落としながら家具を戻すお母さんによる大掃除チーム。
ボロボロのぞうきんをまとめて濡らしてしぼり、家じゅうにおいて競争しながらぞうきんで床を拭いて集めていくぞうきんがけごっこ。
…など、チーム編成をすると1つのチームで、1つの仕事を同じ時間に終わらせることができるので時短になりますし効率的なのです。
またゲーム感覚で大掃除をすると子どもも楽しいのであっという間に時間が経ってしまいます。
同じ空間でお互いに力を合わせて行うのがポイントです。
もし、別々の部屋を分担してしまうと、お互いが見えないので、やる気が出ず、さぼって遊んでしまいがちですし、小さい子は寂しくなって親の邪魔ばかりしてしまいます。
●よちよち歩きの幼児でも分担を
また、小さい子は「どうせできないから」と邪険にせず、うまくできなくてもいい程度のお手伝いを割り振って、担当してもらいましょう。
自分も一人前に参加している、という意識で、他の人の邪魔をせず、熱中してくれるはずです。
1つ余分にコロコロを買っておいて転がしてもらう、窓を拭いてもらう、など、楽しみながらやってくれるはずです。
●掃除道具も楽しい工夫を
それから大掃除に使う道具に、一工夫をするのもお勧めです。
たとえばアニマル柄のモップや、高いところのほこりを落とすことができる長い柄のついたブラシなど、子どもが思わず使いたくなる道具をそろえてみるといいでしょう。
その道具を使ってきれいになった瞬間を目撃すれば、子どもたちはどんどん別の場所もきれいにしたがります。
●ご褒美など、メリハリも大切
お掃除が終わったら、子どもが喜ぶおやつなどご褒美を用意してあげるといいでしょう。
お風呂にゆっくり入ったり、外食したり、遊びに出かけたりするのもいいでしょう。
大掃除は時間を決めて、終わりの時間が来たら、どんなに途中でも一度作業を辞めることも、子どもがいても大掃除ができるポイントです。
大人が「お祭り感」満載で楽しいムードで行うのがポイントです。
Photo by Lars Plougmann