子供のかんしゃく。
ひどい場合は外でも泣き叫び、ひっくり返ってバタバタしているのを1度くらいは見たことがあるのではないでしょうか。
いつもはおとなしいのに、かんしゃくをひとたび起こすと大騒ぎになってしまう、という家庭も少なくないでしょう。
何故子供はかんしゃくを起こすのでしょう。
2歳から3歳前後に、かんしゃくをよく起こすと言われています。
かんしゃくは、感情をコントロールできないから起きると言われています。
2歳や3歳の子供が寂しい、悔しい、欲しい、などの欲求や不満をうまくコントロールするのは難しいことですよね。
大人でもこれらの感情をコントロールするのに苦労するはずです。
それを子供がすることができないのは当たり前なんです。
もし外出先でひっくり返って「あれが欲しい、これが欲しい」などとわめいたのなら、「泣き止んでからね」と、冷静に話して、静かに遠くから見守りましょう。
子供も知性ある人間ですから、いくらわめいても手に入らないことはそのうち分かってきます。
そうしてひっくり返るのをいつしかやめるようになります。
また親が怒ってばかりの子供は怒りやすいし、泣く姿ばかり見せていると子供もすぐ泣くようになると言われています。
おおらかで笑っている姿を見せていると子供の情緒は安定すると言われています。
そのため、夫婦間の付き合いを子供に見せる際には注意することが必要です。
ケンカばかりしているところを見せると子供には悪影響ですし、かんしゃくの原因になるかもしれません。
かんしゃくを起こした場合、親は慌てず、叱らずにじっとかんしゃくが治まるのを待ちましょう。
Photo by Paul Jerry