日本では、子どもの日は5月5日となっていますが、6月1日は、国際子どもデーです。
もう一つ世界的な子どもの日があり、この日になんと素敵なサプライズが子ども病院で繰り広げられたようです。
●スーパーヒーローたちが子ども病院に!子どもたちに笑顔が戻った!
6月1日、この日は日本ではあまり知られていませんが、国際子どもデーです。
つまり世界的な子どもの日です。
東ヨーロッパに位置するアルバニアでは、この日にとても素晴らしいイベントが行われています。
たくさんの大人たちがバイクを大行列で運転しています。
しかも全員がスーパーヒーローのいでたちです。
かなり目立つ集団ですが、このバイクにまたがったスーパーヒーローたちは列をなして市内にある子ども病院へと向かいます。
実は、このスーパーヒーローのかっこうをしているのは警官と特殊部隊の隊員たちで、子どもの日でも元気で外で遊ぶことが出来ない子どもたちを、元気づけようとやってきたのです。
すでに病院の外にはたくさんの人たちが詰めかけていています。
到着した警察官たちは、まず子ども病院の敷地内にある芝生に「君はヒーローだ」と書かれた大きな勲章を広げます。
これを病室から眺めてみた子どもたちは大興奮です。
さらに、屋上からはスパイダーマンやバットマンなどのおなじみのスーパーヒーローたちがやってきます。
高いところから飛び降りるなどの厳しい訓練を重ねている特殊部隊の隊員たちなので、もちろん安心です。
子どもたちのためにと、身体を張っての素晴らしいパフォーマンスをします。
病棟から病棟へと飛び移り、子どもたちに「君はヒーローだ」の勲章を手渡していきます。
子どもたちの顔には笑顔があふれています。
憧れのスーパーヒーローが、たくさんの勇気と笑顔を与えてくれたのです。
重病患者の病棟には、女性警官が訪れて、プレゼントを渡します。
涙ぐんで見つめる母親の姿もあります。
ハードな職務の合間をぬい、この日のために駆け付けた警察官と特殊部隊の隊員たちは、その後も集まっていた子どもたちにバイクの乗り方を教えてあげたり、一緒に記念撮影をしたりと、とても楽しい1日になったようです。
ヒーローたちに大きな勇気をもらった子どもたち。
来年は、みんな元気に外で遊べるようになっていてほしいですね。
<出典>
https://www.facebook.com/punetebrendshme.gov.al/photos/a.1180348582015299.1073741943.630197080363788/1180350122015145/?type=3&theater
https://www.youtube.com/watch?v=eI_6JKaAOU4