小さい子へのしつけで悩んでしまうのがお片付けができないということですが、小さい子が片付けをしたくなる環境を作ってみてはいかがでしょうか。
●1日1か所ずつ整理すると楽
せっかく子どものためのスペースを用意したのに、子どもの部屋がぐちゃぐちゃで足の踏み場もないという場合は、子どもの部屋を4分割し、1か所ずつ片付けていきましょう。
最初の片付けはおもちゃなど、子どもが普段遊んでいるものは子どもに片付けさせ、ママはおもちゃを収納するためのスペースを作ったりいらないものを捨てたりしましょう。
収納スペースが無駄に多かったり増やしたりすると、余計なものが増えてしまいますからできるだけ今あるおもちゃが収納できるスペースを確保するのがおすすめです。
今日は普段遊んでいるスペース、明日はベッド回り、あさっては部屋の入口付近、最終日は収納周辺などと決めると一度に片付けるスペースが狭いので子どもも片付けやすくなります。
●片付いた部屋の状態を写真に撮って貼っておく
そうして片付けが終わったら何がどこにしまってあるのか、きれいになるとどれだけ気持ちいいのか思い出せるように写真にとっておくのがおすすめです。
写真に撮ると今散らかっている子の場所は元々こんな状態だった、きれいになるとこんなに遊ぶスペースが増えると状況を確認できるようになりますから、元の場所に絵本やおもちゃを戻すようになります。
●ラックにタグや写真を
さらに棚やラックにタグを付けておくと迷わずに片付けることができます。
1歳以上の小さな子どもなら、収納するおもちゃの写真を写真に撮って、箱や棚に貼っておきましょう、一目で何をどこにいれるのかわかり、さらに片付けやすくなるのです。
写真を撮って、プリントして、貼る、というのは、面倒なようですが、一度やっておけば、文字がよめない乳児でも、自分一人で片づけられるようになるので、ママの負担はぐんと軽く、子どもも自分の意思で片づけができて、お互いにメリットが大きいのです。
小さい子どもにお片付けの習慣を身に着けさせたい場合はきれいな部屋からスタートして元に戻すことを意識してみてはいかがでしょうか。
Photo by Nicholas Wang